日中漢字の部首の違い
中国語は日本語とまったく同じである漢字がたくさんありますが、しかし、このような漢字もあります、
一部が同じですけど、一部の書き方が微妙に違っています。なんとなくその漢字かなと分かりますけど、
書く時、ついに書き間違ってしまいます。実はそのような漢字の書き方のルールがあります。そのルール
が分かれば、書き方の要領も分かるようになります。
例えば、日本語の「語」を中国語の漢字で書くと、「语」となります。
日本語の「言」部の漢字について、
「言」を全部「讠」に書き換えれば、中国語の漢字に変換できた確率はかなり高いです。類似なこと、例えば、
日本語の「車」は中国語の簡単字で書くと、「车」となります。ですから、
日本語の「車」部の漢字には、「車」を「车」に
書き換えれば、ほとんど中国語の漢字に変換できるようになります。このようなルールを覚えれば、中国語の漢字は
だいぶ親しく感じられるのでしょう。常用の部首をまとめます。
日中漢字の部首の違い
| 日本語の部首 |
言 | 車 | 金 | 頁 | 貝 | 糸 | 長 | 風 |
| 中国語の部首 |
讠 | 车 | 钅 | 页 | 贝 | 纟 | 长 | 风 |
| 日本語の部首 |
門 | 食 | 馬 | 魚 | 鳥 | 飛 | 龍 | 角 |
| 中国語の部首 |
门 | 饣 | 马 | 鱼 | 鸟 | 飞 | 龙 | 角 |
中国漢字の話
1956年、中国国務院は文字改革と識字運動の推進のために、漢字の画数を減らす「漢字簡化方案(規則)」を発表しました。
普及活動と調整の後、1964年に2238の簡体字をまとめた「簡化字総表」を公表しました。簡略化する以前の旧字を「繁体字」と呼んで区別しています。
日本語の漢字はどっちかというと、中国の繁体字とよく似ています。香港や台湾はまだ繁体字を使っているので、
「香港や台湾の新聞が分かりやすい」と感じた日本人がたくさんいるのでしょう。簡体字を普及していても、別に中国人は繁体字を捨てたとは言えません。
中国の書道の本を見れば、繁体字がよく出てくることが分かります。また、年寄りの中国人はやはり簡体字より繁体字をよく書いています。
簡体字は別に奇想天外に作ったものではありません。実はいくつか類型があります。例えば、
「万」(繁体字「萬」)のように古来から民間で使っていた略字を生かしたもの、
「东」(繁体字「東」)のように草書体を楷書体にしたもの、
「开」(繁体字「開」)のように漢字の一部を簡略化したり省いたもの、
また、「麺」を「面」のような画数の少ない同音字に置き換えたものなど、
いろいろ根拠ある作り方からのです。このような簡体字の由来が分かれば、中国の漢字の書き方にはちょっと分かりやすくなってきたのでしょう。