このような中国語を見たことがありますか?
「这是我愛人」。
ちょっと中国語の文法を勉強すれば、すぐ分かると思いますが、
「这是・・・」は日本語の
「これは・・・です」と相当します。
文字だけ見れば、「この人は私の愛人です」となっています。
「へえっ、そんなに堂々と自分の愛人を紹介するなんて、いいの?」びっくりするのでしょう。大丈夫です。
中国では、「愛人」は自分の配偶者の意味となっています。男性なら、
「愛人」は当然自分の妻のことを指しています。堂々と人の前で言ってもいいですよ、
絶対に奥さんには怒られないから。
中国では、「妻」に関しての表現は習慣と地方によっていろいろあります。
普通は「夫人」、
「太太」、「愛人」、
「妻子」、「老伴儿」、
「老婆」などがよく使われています。
「夫人」と「太太」は比較的に上品で、
自分の妻を尊敬する意味も感じられます。尊敬の意味があるからこそ、相手の奥さんのことを言う時もよく使われています。
それに対して、「愛人」と「妻子」は普通の一般的な言い方です。
ちょっと気を付けて欲しいのは、日本語では「妻子」は「妻」
と「子供」の意味を含めていますが、中国語では、ただ
「妻」だけのことを指しています。
「老伴儿」はお年寄りの夫婦の間によく聞かれています。
「伴」は「伴侣」の意味です、
「老伴儿」は年を取るまで一生の連れ合いの意味合いもあります。
夫婦って、本当に若いごろより年を取ったら、もっとお互いの支えが必要あると思います。
今流行りそうな「熟年離婚」はなんということでしょう。
それに対して、「老婆」は同じ「老」を使っていますが、
逆に若い夫婦の間によく使われています。比較的に気軽い言葉ですから、特に年配の方や親しい間柄の前に、
自分の妻のことを「老婆」って言えば、あまり気恥ずかしくならないようです。
また、新婚夫婦の間に、お互いのことを「老婆」と
「老公」って呼ぶのは流行っているらしいです。日本だったら、新婚したばかりの綺麗な
美人妻を人の前に「老婆」って言ったら、どうなるのでしょう、想像も付きません。
それでは、日本語の「愛人」は中国語に訳したら、何になるんでしょう。
それは、「情人」、「情婦」となります。
「情人」は未婚で付き合ったカップルにも使われています。
「情婦」はちょっと年上の意味も感じられます。余談ですが、地方によって、
「愛人」のことをいろいろな言い方に変わります。「情況」
と言うところもあるらしいです、更に略すると、
「況」だけになった時もあります。こういうような略語は知っている人は知っていますが、
知らない人は初めて聞いた時、「何?」って思う人がたくさんいます。でも、気軽に意味を聞けば、きっと親切に教えてくれます。
世間話が好きな人はどの国でもいっぱいいるから。
意味のまとめ
中国語で使う「愛人」は、「配偶者のこと」の意味です。
日本語で使う「愛人」は、「情婦」もしくは「情夫」の意味です。
中国語で使う「妻子」は、「妻」だけの意味です。
日本語で使う「妻子」は、「妻」と「子供」の意味です。
漢字の書き方の違い
日本語の「愛」は、中国語の漢字で書くと「爱」となります。
日本語の「婦」は、中国語の漢字で書くと、「妇」となります。
中国語の漢字の注音
「
爱人」のピンインは、「
ài rén」となります。
「
妻子」のピンインは、「
qī zhǐ」となります。
「
夫人」のピンインは、「
fū rén」となります。
「
太太」のピンインは、「
tài tai」となります。
「
老婆」のピンインは、「
lǎo po」となります。
「
老伴儿」のピンインは、「
lǎo bàn er」となります。
「
情人」のピンインは、「
qíng rén」となります。
「
情況」のピンインは、「
qíng kuàng」となります。
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